とうとう消費税10%の増税が実施されました^^;
そこで話題となっているのがキャッシュレス決済です
政府からは、増税実施後の一定期間においてキャッシュレス決済の2%~5%分のポイント還元を行うと発表されていて、クレジットカードの大手5社に関しては、ポイントによる還元ではなく、請求額から還元予定分を値引きすると発表しています
大手5社とは、JCB、三井住友、クレディセゾン、UCカード、三菱UFJニコスの一部カードです
そんなキャッシュレス決済についてまとめてみましたので、自分に合ったキャッシュレス決済を見つけられるお手伝いができればと思います
目次
キャッシュレス決済について
キャッシュレス決済とは?
キャッシュレス決済とは、その言葉の通り現金を使用せずに支払いを行うことで、キャッシュレス決済には、昔から知られているクレジットカードやプリペイドカード、数年前から普及しはじめたデビットカードやQRコード(バーコード)決済などいろんな種類があります
キャッシュレス決済を運営している企業としては、一人でも多くの利用者を獲得しようと、いろんなキャンペーンを行っています。そのような一時的なキャンペーンに惑わされず、自分に合ったキャッシュレス決済を選ぶことが重要になります
なぜ政府がキャッシュレス化を急いで進めるのでしょうか?
政府がキャッシュレス化を進める理由としては、消費税の増税後の買い控えによる景気の減退を抑えたいという目的もありますが、一番の目的は日本で深刻な問題となっている少子化への対策が挙げられます
これからの日本では、少子化による働き盛りの人口がますます減少していくと予想されています。その中で作業の効率化や自動化は、火急的に推進すべき対策であり、キャッシュレス化もその対策の一環になります
では、キャッシュレス決済について、もう少し詳しく説明していきましょう
キャッシュレス決済の支払方式
プリペイド方式(先払い)
プリペイド方式の電子マネーには、楽天Edy、nanaco、Suica、WAON、PASMOなどがあります
プリペイド方式は、事前にカードやアプリにお金をチャージし、そのチャージしたカードやアプリのQRコードやバーコードをお店に提示することでお金を支払います
メリット
チャージした金額以上の支払いができませんので、無駄な出費を抑えられ、紛失した場合もチャージ以上の被害が発生しません。このため、予定にない出費を最小限に抑えられます
デメリット
チャージした以上の金額を支払うことができないので、常にチャージされている金額を把握していなければいけません。このため、使用する度に使用する金額に合わせたチャージをしなければいけない手間が発生します。更にチャージできる箇所が限定されているので、近くにチャージできる機器が設置されていなければ、利用したい時に利用できない状況も発生します
利用できるお店(加盟店)がカードによって分かれていますので、日常的に利用するお店に合わせてカードを作成するとポイントも貯まりやすいし、カード利用による特典も受けられやすいでしょう
リアルタイムペイ方式(即時方式)
リアルタイムペイ方式には、デビットカードや一部QRコード(バーコード)決済などがあります
リアルタイムペイ方式は、プリペイド方式と違い事前にお金をチャージする手間がありません。国際ブランドと提携したデビットカードの場合、国際ブランドのVISAやMasterCard、JCBなどが利用できるお店であればどこでも利用できます
メリット
リアルタイムペイ方式では、契約時に登録した銀行や郵便局などから直接引き落とされ、使った金額が即時に反映されますので、口座に貯金されている以上の金額を使う心配もなく、使った金額も把握しやすいです。また、当たり前のことですが、即現金の引き落としが行われるため、利息がつきません。
デメリット
但し、リアルタイムでお金が引き落とされてしまうため、紛失した場合に口座内の貯金全てが被害にあってしまう可能性があります。また、これは利用したことがない人は気づきにくいですが、海外で現地通貨の引き出しを行う場合、手数料がクレジットのキャッシングよりも高くつきます。
国際ブランドと提携しているデビットカードであれば、多くのお店で利用できます。このため、カードを発行している会社(JCB、三井住友、ニコスなど)で得られる特典やポイント利用に合わせてカードを作成すると良いでしょう
ポストペイ方式(後払い)
ポストペイ方式には、クレジットカードやiD、QuickPayなどがあります
ポストペイ方式は、日本でも昔から利用されているクレジットカードがありますので、ほとんどの人が知っている電子決済方法ではないでしょうか?
クレジットカードは、そのほとんどが国際ブランドのVISA、MasterCard、JCB、AmericanExpress、ダイナースクラブといった5大ブランドのどれかと提携されています。つまり、それら国際ブランドの利用できるお店であればどこでも利用できるので、電子決済方式として国内だけでなく海外も含めていろんな場面で利用できます
メリット
後払い方式ですので、利用時に必要とする金額が口座残高になくても、お店で決済をすることができます。その際に分割払いを選択することもできるため、計画的な利用さえ行えば、自身の手持ち以上の高額な品物の購入やサービスの利用を行うことができます。
また、紛失した場合は、すぐにクレジット会社へ連絡することによって、クレジットの使用を停止したり、身に覚えのない請求に対して利用していないことを証明することによって、紛失による無用な出費被害を防ぐことができます
更に、あまり知られていないかもしれませんが、クレジットカードはキャッシングを行えるものがほとんどですので、海外へよく旅行をされる方であれば、空港の外貨換金よりも現地でキャッシングする方が手数料を抑えられる場合があります(渡航先の国と国際ブランド、カード発行会社の組み合わせによって手数料が変わります)
デメリット
クレジット会社から後日利用額の合計が請求されるので、引き落とし時に引き落とし分の金額を用意しておく必要があり、分割払いを選択した場合は、利息分も含めて月々の支払を把握し、計画的な口座管理をしなければいけません。つまり他の決済方式と違って、利用金額と収入を把握し、自身の資産管理を行う手間が発生します
デビットカードと同じく国際ブランドを提携しているお店であれば、多くのお店で利用できます。ですので、カードを発行している会社の特徴、そしてポイントの使い道などから自分にあったカードを作ると良いでしょう。
デビットカードとの違いとしては、支払い方式による特徴によって作成するカードを決めると良いでしょう